ブランドストーンのラグブーツが気になるんだけど、サイズ感はどうなのかな?
こんにちは、なすです。
この記事はブランドストーンの新作ブーツである、ラグブーツ( LUG BOOT) のBS2240 009のサイズ感と購入したレビューになります。
サイドゴアブーツの元祖と言われているブランドストーン。お求めやすさとデザイン性、そして丈夫なことからブーツ好きの中でかなり人気がありますよね。
ブランドストーンを取り扱っているThe Natural Shoe Storeさんに行って、色々と試し履きをして、お話も伺ってきました。
購入してから、ほぼ毎日履いていますが、革靴なのに歩きやすくて疲れません。足元のボリューム感で背が高くなる効果もあり、革靴としてはめちゃくちゃお買い得でした。
ブランドストーンの歴史
ブランドストーンは英国からの移民であるジョン・ブランドストーン氏が1870年にオーストラリアでブーツを製作したことが始まりです。
以下に、ブランドストーンの歴史を簡単にまとめてみました。
- 1850年代:ブランドストーンのルーツとなるブーツが、オーストラリアのタスマニアで製造されるようになる。
- 1870年代:ブランドストーンの親会社であるT・C・ライト社が設立される。同社は、当時タスマニアで栄えた羊毛業界にビジネスを展開していた。
- 1900年代:T・C・ライト社が、防水性に優れたゴムを使ったブーツの生産を開始する。
- 1940年代:ブランドストーンの原型となるブーツが製造される。
- 1950年代:ブランドストーンのブーツが、オーストラリア国内で人気を博し始める。
- 1960年代:ブランドストーンのブーツが、オーストラリアの農業従事者や建設業者など、多くの職業の人々に愛用されるようになる。
- 2000年代:ブランドストーンのブーツが、ファッションアイテムとしても認知され、世界的に人気を博すようになる。
現在、ブランドストーンはオーストラリア発祥のブーツブランドとして、世界中で愛用されています。ブランドストーンは、オーストラリアの豊かな自然環境や、農業・建設などの実用的な職業にインスパイアされた、耐久性に優れたブーツを提供しています。
アイコニックな商品はサイドゴアブーツと言われるレースレス、ゴムサイド、アンクル丈のブーツのラインです。
ブランドストーンの商品ラインナップ
ブランドストーンの主なラインナップは7種類
- オリジナルス=ブランドストーンを代表するモデル
- クラシックス=オリジナルスをアップデートしたモデル
- オールテレイン=ソールメーカーViburam社との共同開発から生まれたシリーズ
- ドレス=ジャケットスタイルの様なきれい目の着こなしが着れるようなデザイン
- サーマル=防水・防寒ブーツ。インソールにはボアタイプにシープスキンを採用
- ウィメンズシリーズ=高めのヒールがつけられたフェミニンなシルエット
- ラグブーツ=深い溝のソールがつけられたワーカー向けに作られたモデル
ブランドストーンの定番商品として一番有名なのはサイドゴアブーツの元祖と言われる、1960年代に発売された「ORIGINALS」
「どこでも行けるブーツ」というコンセプトとして、タフで履き心地も良く、さらにデザイン性の良さから世界中で大ヒットのモデルとなりました。
その後、「ORIGINALS」の上位モデルである「CLASSICS」が発売されました。
ブランドストーンはこのオリジナルとクラシックの形をベースとして、上記の様々なモデルへと展開されています。
写真だとオリジナルスとクラシックスの違いが分かりにくいですが、ステッチやインナー、甲の高さ、ソールのクッション性など、かなりの部分が変更されています。
ブランドストーン ラグブーツ外観レビュー
ブランドストーンのLUG BOOT (ラグブーツ) は2022年9月に発売されました。価格は29,700円31,900円です。
本格的なワーカー向けのラグソールブーツを現代風にリデザインされたのがラグブーツです。
お店に行ったとき、最初は定番のオリジナルスかクラシックスを購入するつもりだったのですが、LUG BOOTの特徴的な形を見て思わず衝動買いしてしまいました。
LUG BOOTの特徴はなんといっても今のトレンドを取り入れたような、厚い波打つようなアウトソールです。
ソールはアッパーと結合させるインジェクション製法が使用されてり、縫い目がないことから水が浸入しにくい形状となっています。
本体とソールがガッチリとくっつけられているのが分かりますね。
シルエットはいい意味で無骨さがあり、今のトレンドの太めのパンツと合わせても存在感がしっかり出ます。
このソールの深い溝がグリップ力を高めてくれます。
定番のサイドゴアブーツだとシンプルすぎて物足りない人にはぴったりのデザインだと思います。
形自体は、クラシックスのようなダブルステッチが施されており、耐久性もばつぐん。スムースレザーアッパーにも撥水加工がされていて、水濡れも弾いてくれます。
雨の日用にブランドストーンを履く人もいると、お店の方がおっしゃっていました。
ブランドストーン ブーツのサイズ感
ブランドストーンのサイズ感は、他のブーツやシューズと比較して少し異なることがあります。ブランドストーンのサイズ表記は、オーストラリアのサイズ基準に基づいているので、一般的には、ブランドストーンのサイズは通常のシューズサイズよりも1つ小さめのものを選ぶことが推奨されています。
上UKサイズ 下、JAPANサイズ(cm)
UK 2 | 3 | 4 |
21.5~22.0 | 22.5~23.0 | 23.5~24.0 |
UK 6 | 7 | 8 |
25.0 | 25.5~26.0 | 26.5 |
UK 9 | 10 | 11 |
27.0~27.5 | 28.0~28.5 | 29.0 |
ブランドストーンは1cmごとのサイズで展開されています。日本のように0.5cm刻みでないので注意してくださいね。
今回、厚手のソックスをはく前提で購入したのが、UKサイズの7。日本だと26センチ相当となります。
僕の普段のサイズはスニーカーなら26~26.5センチ。グッチのローファーの革靴では25.5センチです。
ブーツを履いた感覚だと、普段履いているスニーカーと比べて同じか、0.5cm下を選ぶようにすればOKです。
スニーカーで26.5の方はジャストサイズで7。厚手のソックスを履くなら8を選ぶようにしましょう。インソールでフィット感は多少調整できるので、少し大きめくらいがいいと思います。
LUG BOOTで使われているインソールはコンフォートアーチインソール。これは衝撃吸収材のXRD©︎が使われていて、歩行時の衝撃を最大90%吸収してくれるというもの。
ソールが厚いので重くて疲れるかなと、1日ブーツを履いて街を散策しましたが、疲労感はなく、かなり快適に過ごせました。
ここで注意点ですが、サイドゴアブーツの場合、ヒモで縛るタイプではないため、足の甲とブーツの甲のフィット感が重要になってきます。
足とブーツの甲の間があきすぎると歩きにくくなるため、僕の場合、お店の人と相談してインソールとブーツの間にもう一枚2mmのインソールを挟んでいます。
ブーツを履いていて歩きにくいなと感じている方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
ブランドストーン LUG BOOTのお手入れ方法
ブランドストーンはガンガン履くようなブーツなので、それほど神経質にならなくてもいいと思いますが、それでもレザーシューズはメンテナンスが大切になります。
商品を購入したときに、クリームをブラシで塗ってもらいました。お店の人にできたら1ヶ月に一回こうして皮に馴染ませてあげてくださいと言われました。
ブランドストーンは雨に強いブーツですが、それでも雨の日に出かける前には、防水スプレーなどの撥水加工はした方が良いそうです。
詳しいメンテナンスについてはお店のHPに上がっているので、それを参考にする様にしてくださいね。
踵が潰れたときはお店に修理を出すと、削れたところを補修してくれます。
ブランドストーンはどこで買える?
ブランドストーンの購入先として、正規代理店やネット通販などがあげられます。
ビブラム社と共同で開発したオールテレインなどの人気モデル以外は、比較的手に入れやすいです。
お店や種類によっては定価よりも10,000円近く安くなっていることも。
しっかりと店舗で接客を受けながら購入したい方は、正規代理店に行くようにしてくださいね。
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【ブランドストーン ブーツのサイズ感は?】ラグブーツ (LUG BOOT) の購入まとめ
ブランドストーンのサイドゴアブーツのサイズ感は、普段のスニーカーで履いているサイズか0.5cm下を選べばOKです。
もし、ブーツと足の甲に隙間がありすぎて歩きにくい場合は、インソールとブーツの間にもう一枚2mmか3mmのインソールを挟むと歩きやすくなりますよ。
秋や冬はブーツが履きたくなる季節。ブーツを試したいけど、履くのが面倒くさいという人はぜひブランドストーンのサイドゴアブーツを試してほしいです。
価格も2万円台で買えるので、ブーツとしてはリーズナブルですし、雨にも強くて耐久性があるのでブーツビギナーにおすすめ。
それでは、この記事が少しでもブーツ選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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