タイヤをパンクしたときに補償はどうですか?と聞かれたんだけどいらないかな?
こんにちは、なすにんです。
- タイヤのパンク補償って何?
- パンクの起こる原因と起こる割合
- パンク補償が必要な人とは?
興味がある方はぜひ最後まで読んでくださいね。
車を運転しているとき、たまにあるアクシデントがパンクです。僕も先日、タイヤのパンクを経験しました。
パンクしたのは右前輪でしたが、2万キロくらい走っていたこともあり、結局4本変えて、10万円くらいの出費となりました。
そのとき、パンク補償をすすめられて、代金を払ったのですが、後で振りかえって「あれ?本当に補償は必要か?」と考え始めました。
同じようにタイヤを交換したさい、パンク補償をつけるかどうか悩んだ方もいると思います。
そこで、この記事ではタイヤのパンク保証がいるのかどうか?パンクする確率から考えて、補償をつけるのがお得なかどうかを考えていきます。
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イエローハットのタイヤのパンク保証と加入の条件
タイヤのパンク保証とは、前もって金額を支払っておけば、一定の期間内でパンクをすると無料で4本の新品タイヤに交換してくれるというものです。
参考までに、カー用品で有名なイエローハットさんのタイヤ保証を考えてみましょう。
イエローハットさんの場合、購入から2年または25,000km以内でパンクをすれば、4本とも新品に交換できるというものです。
4本交換ってすごいね。何か入るのに条件あるの?
補償に入る条件は、パンクをしたときに4本同時に新品のタイヤに交換することです。
パンクしたタイヤが1本で、それだけ交換となった場合、パンク補償をつけることはできません。
確かに。1本だけ交換して補償に入れたら、おかしなことになるもんね。タイヤ補償を受ける条件はなに?
イエローハットさんの場合の条件は4つ
- 装着車両が特定できる(車種+ナンバー)
- タイヤのパンク保証を受けるさい、そのお店で交換したタイヤ4本が必要
- 競技専用ではない通常使用の車であること
- 2年または走行距離が25,000キロ以内
以上の条件を満たしていれば、タイヤをバンクした際に、新品タイヤ4本セット代金+交換工賃が補償されます。
イエローハットさんのパンク保証の料金と、保証金額は以下。
パンク補償加入料金 | 保証料金 (価格は全て税込) |
【補償対象金額】タイヤ4本+交換工賃 購入金額(税込) | |
20,000円以下 | 4,400円 |
20,001円〜40,000円 | 5,500円 |
40,001円〜50,000円 | 6,600円 |
50,001円〜70,000円 | 8,800円 |
70,001円〜80,000円 | 9,900円 |
80,001〜100,000円 | 11,000円 |
マックスの保証金11,000円払うと、タイヤ工賃とタイヤ4本合わせて、最大10万円まで補償されるという仕組みになっています。
ただ、デメリットな点として補償開始日から180日以内にパンクをした場合、補償上限金額×60%が上限となるので注意してください。
60%だとタイヤ2本の計算になりますね。
上記はイエローハットさんを例にしていますが、だいたいどのパンク保証も上限が10万円だったり、補償に入る条件は似ていたりします。
タイヤのパンクの原因と起こる割合
結局パンク補償は入った方がいいの?
タイヤがパンクしたときって、次もまた同じようなことが起こったらイヤですよね。
では、実際にパンクする原因と割合はどうなのでしょうか?
タイヤがパンクする原因は主に4つ
- クギ
- 縁石にぶつける
- タイヤの消耗
- いたづら
一番多いのは、道路に落ちているクギを踏んでしまうこと。僕もそれで前輪のタイヤがパンクしました。
クギの場合、刺さり方によっては、交換せずに修理できる可能性もあります。また、縁石でパンクをする場合もあります。タイヤは横からの衝撃に弱いからです。
タイヤの溝がなかったり、空気圧が低い場合もパンクの確率は上がります。
イタズラの場合は防ぎようがないですね。
タイヤ関連のトラブルの割合は?
JAFさんのホームページから引用すると
2020年度(2020年4月1日(水)~2021年3月31日(水))にJAFが行ったロードサービスは全国で2,117,485件、1日平均5,801件でした。内容別では、「バッテリー上がり」が最も多く729,060件(構成比35.32%)、次いでタイヤのパンクやバースト、エア不足などの「タイヤ関連トラブル」は362,233件(構成比17.55%)となりました。
引用元:JAF
1位はバッテリー上がりで全体の3割を占めています。次に多いのがタイヤ関連トラブルで、17.55%と大体5件に1件の割合になっていますね。
JAFさんの1日の出勤平均件数が5,801。その17.55%がタイヤ問題なので、1日に起こるタイヤトラブルの割合は全国で約1018件、年間だと362,233件です。
毎日乗っている方は、確率も上がります。このタイヤトラブルに関してどう捉えるかで、パンク保証がいらないかどうか変わってくるでしょう。
パンク保証はいらない?どんな人にオススメ?
パンク保証は2年間、または25,000キロ以内という縛りがあります。
JAFが2年間の間に呼ばれる、タイヤのトラブルは724,466件。
その数字を踏まえた上でパンク補償に向いている人、向いていない人は
- 毎日車に乗っている人
- あまり舗装されていない道路を通る人
- 全体のバランスを考えて、1本タイヤをパンクしたら4本全て交換したい人
- 交換せず、修理で終わらせたい人
- 自分で車を整備できる人
- 週末にしか乗らない人
毎日車に乗っている人や、通勤通学の道路があまり舗装されていないような場所を多く通る場合、付けておいた方が安心ですね。
また、パンクしたとき、1本だけ交換するのは気持ち悪い。変えるなら2本以上換えたいと思うかたも補償を付けた方がいいと思います。
しかし、釘などが刺さっている場合、ほとんどは交換ではなく、修理で済む場合が多いです。
パンクをしたときは交換ではなく修理で済ませたい、タイヤにこだわりなく最低限の交換だけにしたい、または自分で整備できる人はパンク補償は必要ないでしょう。
【タイヤのパンク補償はいらない?】タイヤのパンク補償について考えてみたまとめ
タイヤのパンク補償とは、タイヤを4本交換したさいに入れるサービスのことです。
例えばイエローハットさんの場合、11,000円の保証金で、2年以内または25,000キロ内でパンクをすれば工賃と4本のタイヤ代金マックス10万円以内まで保証されます。
パンク補償は、交換したいタイヤの料金によって値段が変わります。
確率的には低いですが、道路を走っている以上、パンクは絶対ないとも言い切れない微妙なところ。
週末しか車に乗らない人は確率が低いので、パンク補償はいらないでしょう。
ご自身の車に乗る頻度や、性格、そして普段の道路状況など、よく考えた上で、自分に必要かどうか選んでみてくださいね。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。