
自分なりの投資のルールを作りたいんだけど、どういうふうに作ればいいのかな?



人それぞれだけど、僕自身のマイルールを書くので参考になれば嬉しい。
こんにちは、なすにんです。
一口に投資といっても人それぞれの家庭環境や資産、性格などで投資スタイルは変わります。
そこで必要なのが投資のマイルール作りです。
このマイルールがしっかりできている人は大きな失敗はしないと思います。
僕の投資歴と投資額は以下です。
- 日本株投資5年
- アメリカ株投資2年目
- 積立NISA、iDeCo2年目
株式投資総額約700万(内含み益約150万円)
僕自身の資産は多くありません。
なので、これから投資を始める、もしくは始めようと考えている方と似たような状況だと思います。
色々と失敗をして考えたマイルールなので、参考になるところがあれば取り入れてみてください。
投資は自己責任でお願いします
- 投資のマイルール作りの重要性
- 作者の投資のマイルール7つ
それでは詳しく書いていきます。
株式投資のマイルール作りの重要性



マイルールを作るために必要なこと2つだよー
- 投資の目的
- 自分の環境と性格
ルール作りその①投資の目的を明確にする





まずはなぜ投資をするか考えてみよー。
最初に考えることは投資の目的です。
なんのために投資をするのか?を考えてみましょう。
例えば、40歳の人が60歳までの20年間で2,000万円貯めたいと望んでいるなら、リスクを減らした長期投資になり、つみたてNISAやiDeCoが使えます。
一方、25歳の人が30歳までに投資で1億円稼ぎたいとなったら、レバレッジを効かせた短期トレードをする必要があります。
達成したいゴールを明確にした後で、自分の投資スタイルが合っているか考えてみてください。
投資に失敗する多くの人に共通することはこの目的が守れていない、もしくはないことが多いです。
そういう僕も個別株投資をして大失敗しました笑
個別株投資の失敗の理由はこちらから。



なすにんは調子に乗って個別株で100万円以上吹き飛ばしたよね。



。。。反省しかないです。
ルール作りその②自分の環境と性格を知る





自分がどれくらいリスクを取れるか考えてみよー
株式投資は投資元本が多ければ多いほど、リターンが大きくなる世界です。
自分の収入、家族構成、年齢によって投資できる金額は変わってきます。
そして、資産の割合に対して投資額が大きければ大きいほどリスク(変動の振れ幅)が高くなります。
一般的に20代30代の独身は自分のことだけを考えればよく、働く期間も長いのでリスク許容度は大きいです。
その一方、結婚をして子どもがいたり、年齢が高い人はリスク許容度は小さくなります。
そしてリスク許容度は性格にもよります。
投資は元本保証がされていないので、一時的には必ずマイナスになることがあります。
マイナスが許せない、心配だという人にとって投資は難しい。
このリスク許容度は実際にやってみないとわからないので、最初は少額投資から始めるのをオススメします。



株高なときほど強気になって失敗するんだよね。
作者の投資のマイルール7つ
ルールを決める上で前提になる、僕の投資スタンスは以下です
- 時間を取られたくない
- 価格の変動で悩むのがイヤ
というわけで、基本的にやる気がなくても、ゆるーく続けられるインデックス投資を軸にしています。
インデックス投資については敗者のゲームを読むと理解が深まります。
ルール①コアサテライト戦略をする





コアサテライト戦略ってなに?
コアサテライト戦略とはコア(守りの投資)とサテライト(攻めの投資)のことです。
僕の場合のコア(守りの投資)はインデックス投資です。
そしてサテライト(攻めの投資)は値上がりが期待できる個別株やETFを買うことです。
期間 | 購入方法 | 銘柄 | |
コア | 長期 | つみたて購入 | 投資信託/ETF |
サテライト | 長期・短期 | スポット購入 | 個別銘柄/高配当ETF |
割合は、コアは運用資産の7〜8割、サテライトは2〜3割にしようと思っています。
個別株は価格の変動が大きく、大きなリターンを得られる一方、失敗すればゼロになる可能性もあるので、攻めの投資は投資総額の2割程度と考えています。
投資系YouTuberで有名な高橋ダンさんは、著書「僕がウォール街で学んだ勝利の投資術」の中で「コアサテライト戦略」のことを「ライオン戦略」といっていました。



ライオン戦略。
ルール②つみたてNISAやiDeCoをフルに使う





最初はつみたてNISAから。
つみたて投資=インデックス投資をするときは、つみたてNISAやiDeCoをフルに活用しています。
つみたてNISAやiDeCoで購入しているのは楽天VTIです。
人によってはオールカントリーだったり、S&P500社指数に連動したインデックスだったりします。
分散した方がリスクは低くなるので、安全度で言うと、オールカントリー>VTI>S&P500でしょうか。
全てよい商品なので、後は好みでいいと思います。
僕は日本のインデックスはしていません。理由は2つです。
一つは、少子高齢化が進み、日本の経済が右肩上がりに伸びていかないと考えていること。
もう一つは、日本円で給料をもらっているので主な投資はドルで良いと思っている。
つみたてNISAやiDeCo以外では、VOOといったアメリカのETFをつみたて購入しています。
ルール③インデックス投資は自動つみたてを設定している





全て自動でやってもらいたい。
投資信託を自動で毎月購入するように設定しています。
インデックス投資で最も難しい作業は、毎月買い続けることです。
投資をしていると、暴落や為替の変動は普通にあります。
自分で購入していると、タイミングを測るようになったり、暴落するかもしれないから今月は買うのをやめておこうと言った感情が入ったりします。
ETFの自動つみたて設定はSBI証券でできます。
SBI証券の自動積立の設定はこちらの記事で。
一度設定するとあとは放置でいいので本当に楽です。
ルール④個別株や高配当ETFは〇〇ショックの時に分散して買う


インデックス投資はつみたてで毎月購入しますが、個別株の場合は暴落のときに買うようにしています。
インデックスと高配当株の買うタイミングについての考察はこちらの記事で書いています。
2008年のリーマンショック、2015年のチャイナショック、2020年のコロナショックと定期的に世界の株式相場は大暴落しています。



暴落のタイミングや底値なんて誰にもわからないけどね。
コロナショックのときは高配当ETFのSPYDを複数回に分けて購入しました。
ルール⑤信用取引やCFDを使わない





信用取引やCFDってなに?



自己資金10万円を元手に30万円分の株を買えたりすること。
自己資金を担保に、何倍ものレバレッジをかけられる信用取引やCFDといった方法があります。
投資元本が少ないけど、大きく資産を増やしたい人にとって、信用取引やCFDは欠かせないツールだと思います。
また、信用取引やCFDは株式を「売る」ことができるので、暴落したときに儲かるというリスクヘッジにもなります。
その一方、自分の元金に対し3倍や10倍ものレバレッジをかけるので、株価の変動によるダメージも大きくなります。
普通に現金で株を買っている場合は、最悪ゼロになっても借金をしませんが、信用取引やCFDを使うと返せない額の負債を抱えたりすることも。
僕は、リスクが高すぎると思っているので信用取引やCFDは使いません。
暴落の備えは現金を多めに残すことで対処しようと考えています。
ルール⑥購入した株は基本的に売らない


つみたてNISAで購入した投資信託は、制度を最大限活用するために20年間は売らないつもりです。



つみたてNISAの非課税制度を最大限利用しないとね。
投資の格言に「利食い千人力」という言葉があります。利益確定がどれだけ大事かを表した格言です。
所有している株式の含み益が20%になったら売ると機械的に決めてもいいと思います。
僕の場合は資産全体で、現金を3割、7割の割合でキープしようと考えています。
株高になり、3:7の比率が崩れるときに売買してまたその比率に戻すといったやり方です。
今は現金余力が高く、その比率になっていないので、当面はインデックファンドをコツコツ買い、株式の比率を上げています。
ルール⑦個別銘柄は基本的に配当狙いで買う





キャピタルゲイン狙いは売買のタイミングがちょーむずいです
配当金狙いをインカムゲイン、株を売ってその差額で稼ぐのをキャピタルゲインと言います。
キャピタルゲインは売買のタイミングが難しく、考えることも多いです。
そのタイミングを図るのが非常にめんどくさいので、買ったら放置できる、高配当狙いの投資をしています。
株式相場が大きく下がったら、オリックスなどの高配当株を買うつもりです。
【投資初心者向け】株式投資のマイルールは超重要まとめ
投資のマイルール作りに欠かせないもの2つ
- 投資の目的を明確にする
- 自分の環境と性格を知る
作者のマイルール7つ
- 守りと攻めの投資を分ける
- つみたてNISAやiDeCoをフルに使う
- 自動つみたてを設定する
- 個別株は〇〇ショックのときに買う
- 信用取引やCFDを使わない
- 購入した株は基本的に売らない
- 個別銘柄は基本的に配当狙い
以上です。
少しでも投資の参考になれば幸いです。
読んでくださりありがとうございました。


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