
SPGアメックスが、マリオット・ヴォンヴォイカードに変わって解約しようかなと思ってる。他の旅行系でいいカードってあるの?
こんにちは、なすにんです。
2022年2月から旅行系最強カードだったSPGアメックスがマリオットヴォンヴォイ・アメックス・プレミアムカードに切り替わりました。
年会費も34,100円から49,500円にアップしたり、色々な特典に条件がついたりするなど、マリオットヴォンヴォイ・アメックスは人を選ぶカードになっています。
この変更により、マリオットをやめて他の旅行系カードを探している人も多いと思います。



僕も変えようかなと考え始めました。
そんな旅行系カードの中で、候補の一つとして上がるのが、ヒルトン・ オナーズ ・アメリカン・エキスプレス・カード (ヒルトン・アメックスカード 年会費16,500円)です。
注)ヒルトンカードにはプレミアムカードもありますが、年会費が66,000円とマリオットヴォンヴォイより高いので、ここではノーマルカードを比較対象としています。
ヒルトンアメックスは2022年5月31日(火)まで特別なキャンペーンを実施中。


【期間限定 2022年5月31日(火)お申し込み分まで】
ご入会後6ヶ月以内のカード利用で ヒルトンの対象ホテル1泊無料宿泊特典
さらに、合計25,000ポイント*獲得可能
詳しくはこちら
ヒルトン・アメックスとマリオットヴォンヴォイカードは、年間150万円のカード払いで、1泊無料の宿泊特典がついたり、ゴールドステータスになるなど、かなり似ているところがあります。
それでいてヒルトン・アメックスは年会費が16,500円です。



これだけ見てると、マリオットヴォンヴォイカードの上位互換な感じがする。
この記事では、ヒルトン・アメックスカードとマリオットヴォンヴォイの2枚を比較し、どちらがよりお得なのかを検証していきます。
- ヒルトン・アメックスカードとは
- マリオットヴォンヴォイ・アメックスとヒルトンカードの比較
- ヒルトン・アメックスカードに合う人はどんな人?
ヒルトン・アメックスカードの2つのメリット
ヒルトン・アメックスカードは2021年3月に誕生した新しいカードです。
ヒルトン・アメックスカードの特徴は大きく2つ
- 年間150万円以上のカード払いで、2年目に無料宿泊特典がもらえる
- 会員ランクがゴールドになる
メリット① カード継続2年目に無料宿泊特典がもらえる
年間150万円をヒルトン・アメックスを使って支払うと、2年目のカード継続時にウイークエンド無料宿泊特典がもらえます。
これがこのカードの最大の目玉です。



これはすごいね。どんな条件があるの?
- スタンダードルームに空室がある場合のみ、2名1室分として利用できる
- 金、土、日曜日のいずれか1泊で使える
ウェークエンド無料宿泊特典はその名前の通り、週末だけしか使えません。



それで、どんな種類のホテルに泊まれるの?



今のところ日本国内にあるヒルトン系列のホテルは全て対象だよ。
ヒルトン アメックスカードの無料宿泊特典を使えるホテルの種類
ヒルトン・オナーズ・アメックスカードのすごいところは、2年目の無料宿泊特典が、日本国内にあるヒルトン系列のホテル全てに適応されるところです。
除外されるホテルの確認はこちらから。海外のホテルが多いので日本国内で無料宿泊特典を利用しようとしている方は、あまり考える必要がないと思います。
ヒルトン系列のホテルは日本で21施設。今も新規のホテルが開業中です。
日本で展開しているヒルトンブランドの種類は5種類
- ヒルトン
- コンラッド
- ダブルツリー by ヒルトン
- キュリオ・コレクション
- LXR Hotels & Resorts
ダブルツリーはリーズナブルなブランド、ヒルトンはスタンダード、他はラグジュアリー系列となっています。
地域ごとにヒルトン系列のホテルをまとめてみました。
関東
北海道
中部
関西
中国
九州
沖縄
この中でも高価格帯のホテルは
- ROKU京都
- コンラッド東京
- 旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクションbyヒルトン
あたりでしょうか。
試しに6月の週末の値段一休さんのサイトで見てみると
ROKU京都 LXR Hotels & Resorts


コンラッド東京


旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクション


ROKU京都は10万円、コンラッド東京は食事付きプランで45,000円、旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクションは6月の週末朝食付きで8万円ほど。
ヒルトンアメックス・カードの年会費が16,500円なので、ROKU京都に泊まると、差額が8万円くらい得をすることに。



これはすごい笑


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メリット② ヒルトン会員のランクがゴールドになる
破格の無料宿泊特典に加えて、ヒルトン・オナーズ・アメックスカードを持つと自動的にゴールド会員になれます。
会員の種類は一般を除く以下の3つ。
会員種類 |
シルバー |
ゴールド |
ダイヤモンド |
ヒルトンの場合、このゴールド会員の特典が非常に充実しており、
- 部屋が空いていれば、無料のアップグレード
- ホテル滞在時に80%のボーナスポイント
- レイトチェックアウト
- 無料の朝食
などなど
さまざまな特典がついてきます。
特に無料の朝食はマリオットヴォンヴォイ系列のゴールドエリートにはない特典で、ヒルトンアメックスならではとなっています。



すごい魅力的。
朝食は同伴者1名を含めて、合計2名まで無料。
例えばコンラッド大阪の朝食は5,000円なので二人利用すれば1万円と、年会費の約3分の2が朝食だけでまかなえてしまう計算に。
朝食無料は破壊力がありますね。
ヒルトン・アメックスとSPG (マリオット・ヴォンヴォイプレミアムカード)の比較
マリオットヴォンヴォイ・アメックスとヒルトンアメックスの違いを以下の表にまとめました。
ヒルトン・アメックス | マリオット・アメックス・プレミアム | |
年会費 | 16,500円 | 49,500円 |
会員資格 | ゴールドエリート | ゴールドエリート |
無料朝食 | ○ | × |
部屋のアップグレード | ○ | ○ |
レイトチェックアウト | ○ | ○ |
2年目以降の 無料宿泊特典 | ○ 年間150万円以上のカード払い | ○ 年間150万円以上のカード払い |
無料宿泊特典条件 | ◎ どのホテルでも利用可 | ○ 最大50,000ポイント以内で泊まれるホテル |
空港カードラウンジ利用 | ○ | ◎(同伴者1名まで無料) |
カード還元率 | ○ 100円で2pt | ◎ 100円で3pt |
レストラン割引 | × | ○ 15%引き |
大きな差はこれくらいでしょうか。マリオットヴォンヴォイカードはもっとさまざまな特典があるので、詳しくはこちらの記事をお読みください。
年会費の安さ、無料朝食、無料宿泊特典の条件を考えると、ヒルトン・カードがマリオットヴォンヴォイより上のような気もしますね。
ヒルトン・オナーズ・アメックスカードのデメリット3つ



ヒルトン・アメックスカードが魅力的なのは分かったけど、デメリットはある?
ヒルトン・アメックスのデメリットは大きく3つ
- 泊まれるホテルが少ない
- ポイントの計算がややこしい
- ポイント還元率が低い
デメリット① 泊まれるホテルが少ない
また、首都圏と沖縄にホテルが固まっているので、全国さまざまな場所に旅行したいと思っても、利用できるヒルトン系列のホテルが存在していなかったり。
一方、マリオットヴォンヴォイグループは世界中で8000を超えるホテル数があり、国内でも70近くのホテルを利用できます。日本だけの数で比べると、ヒルトンの3倍以上。
泊まれるホテルの選択肢が少ないのはかなりマイナスですね。
デメリット② ヒルトンポイントが分かりづらい
二つ目のデメリットは、ホテルによって必要とするポイント数が分かりにくいということです。
ヒルトンの場合、ホテル宿泊に必要なポイント数は、はっきりとした規定が用意されていません。そのため、必要ポイント数については、公式サイトやアプリなどで毎回確認する必要があります。
その一方、マリオットヴォンヴォイはカテゴリーと繁忙期によって必要ポイント数が明確に決まっています。
例えば、最高のカテゴリー8に属するリッツカールトン・東京の必要ポイント数はスタンダードで、85,000、オフピークで70,000、ピークで100,000となっています。
マリオット・ヴォンヴォイのアプリから簡単に調べることができるので、ポイントの見やすさや使い勝手という意味で、ヒルトンは非常に不便です。
デメリット③ ヒルトン・アメックスカードのポイント還元率が低い
マリオットヴォンヴォイ・アメックス・プレミアムカードは100円につき3ポイント。
ホテル宿泊時のボーナスポイントなどの貯まりやすさを考えると、マリオットヴォンヴォイ・カードの方が遥かにポイントを貯めやすいと思います。
しかし、年会費が3万円以上も違うので、ここの比較はフェアではないところもありますね。
【ヒルトン アメックスのメリット・デメリット】SPGアメックス と比較した結果まとめ
ヒルトン・オナーズ・アメックスカードがおすすめな人の条件は以下です。
- ヒルトン系列のホテルに泊まってみたい人
- カード払いで、年間150万円支払える人
- マリオットヴォンヴォイ・アメックスカードの年会費が高いと感じている人
- 関東や沖縄旅行をする人
ヒルトン・アメックスカードを持つと2年目に無料宿泊特典がつき、1泊10万円以上するROKU京都などにも宿泊することができます。
さらに年会費が16,500円とリーズナブルにも関わらず、カード所有で自動的にゴールドエリートになり、2名までヒルトン系列の朝食が無料になる。
この特典はやっぱりすごいですね。


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ご入会後6ヶ月以内のカード利用で ヒルトンの対象ホテル1泊無料宿泊特典
さらに、合計25,000ポイント*獲得可能
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その一方、ヒルトン系列のホテルは日本で21で、ほとんどが首都圏と沖縄に集まっています
ホテル選びの選択肢のなさは大きなデメリットです。
SPGアメックスがマリオット・ヴォンヴォイカードに変更になって、年会費が49,500円とアップし、年間150万円以上のカード払いが無料宿泊特典の条件となりました。
これらの理由で旅行系最強カードの地位が揺らぎ、他のカードも選択肢に入ってきていると思います。
その一つとして、ヒルトン アメックスカードはいかがでしょうか?
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。