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【高配当ETFのVYMをオススメしない3つの理由】デメリットを解説

お兄さん

VYMってアメリカ高配当ETFあるじゃん?配当金狙いで買ったほうがいいかな?

なすにん

VYMは高配当としては中途半端だから、僕なら買わないかな。

こんにちは、なすにんです。

アメリカ高配当ETFとして有名なのがSPYD、HDV、VYMです。

この記事では、VYMをオススメしない理由3つのデメリットについて解説しています。

どの高配当ETFを購入するか、迷っている方の参考になれば嬉しいです。

この記事でわかること

  • VYMとは
  • VYM、SPYD、HDVの比較
  • VYMを買わない理由2つ
目次

アメリカ高配当ETFのVYMとは

VYMは世界三大投資会社の一つであるバンガード社が提供している高配当ETFです。

正式名称はVanguard High Dividend Yield ETF。全米の大型株を中心に、配当利回りが市場平均を上回る銘柄で構成されています。

VYMの概要は以下です。

名称VYM
設立年2006年 11月10日
構成銘柄数412
分配利回り2.9%
株価$110.46
分配金回数3, 6, 9, 12月
2021年12月24日現在

VYMは構成銘柄が412と分散が効いている銘柄ですが、時価総額加重平均型なので、上位10社が約25%を占めています。

上位10社の内訳は

vym構成銘柄
引用: ブルームバーグ

ジョンソン&ジョンソンは59年連続増配、プロクター&ギャンプルは65年連続増配と、高配当を出している大企業が名を連ねています。

VYMの株価の動き

VYMは2006年に設立されているので、他の高配当ETFのSPYD (2015年) とHDV (2011年) に比べ、歴史があるETFです。

VYMが設立されてからのチャートを見ると、リーマンショック後にも力強く上昇しているのがわかります。

vymチャート
参考: Googleファイナンス

2007年1月5日のときは51ドル23セント。そして現在の株価は110.46ドルと15年で約2倍になっています。

配当金をもらいながら、株価も順調に高くなるのはさすが人気高配当ETFといったところです。

SPYD、HDV、VYMの値上がりの比較をしてみました。

VYM, HDV, SPYDのチャート比較
引用: Googleファイナンス

3つのETFを比較すると、VYMの値上がり率が一番高いのがわかります。

お兄さん

3つのETFの中では分散も効いていて、一番値上がりしてるならVYMいいと思うけど、なんで買わないの?

なすにん

値上がりも配当金も全部ビミョウなんだよね。

高配当ETFのVYMを買わない理由3つ

僕がVYMを買わない理由は3のデメリットは

  1. 配当金(分配金)が少ない
  2. 分散が効き過ぎてる
  3. 値上がり益を狙うなら他のETFがいい

デメリット1 VYMの配当金(分配金)が少ない

SPYD, HDV, VYMの3つの配当金利回りは以下です。(2021年 12月24日現在)

VYM2.9%
HDV3%
SPYD3.8%
(注)1年間の配当金を4で割った数字(直近利回りではない)

高配当ETFを買う最大の理由は、日々使える現金を増やすためだと思います。

数千円、数万円のお金が毎月増えるだけでも、選択肢の幅が広がりますよね。そのために一番利回りが高いETFを買うのが合理的です。

一般的に高配当とは3%以上を指すので、VYMの2.9%は基準に達していません。

さらに2.9%といっても、そこから外国株の税金が10%、国内の税金が20%引かれるので、実質手元に入るのは2%を切るくらいになります。

100万円投資していても、2万円くらいしか手元に残らないと考えると、高配当ETFとして物足りない。

それなら、より高い配当金がもらえるHDVやSPYDを買うほうが配当金狙いの投資に合っていると思います。

デメリット2 VYMの分散が中途半端

「一つのカゴに盛るな」という投資の格言があります。

一つの銘柄に投資をしていると、その会社が倒産したときには投資した額が全てゼロになります。

その点でいうと、VYMは412銘柄と他の高配当ETFに比べて分散が効いているので、一見よく見えますよね。

しかし、銘柄が多いということは、そのパフォーマンスは限りなく市場平均に近くなることを意味します。

市場平均に近くなるなら、いっそのことVTIのようなアメリカに上場している3000社をカバーしているETFを購入した方が、より分散が効いています。

さらに、SBI証券ならVTIのは買付手数料は無料です。

デメリット3 VYMより他のETFの方が有望

配当金が一番少ないVYMですが、値上がり率は他の2つに比べて一番高いです。

しかし、株価の値上がりがあるからといって高配当ETFを買うのは当初の目的がズレていると思います。

もし値上がりを期待するなら、わざわざ高配当ETFを買う必要もないのかなと。キャピタルゲインを狙う場合、VYMより良いパフォーマンスを出しているETFはたくさんあります。

一例として全米株式のVTIです。

下のチャートは全米株式のVTIとVYMを比較したチャートです。

VYM とVTIの比較チャート
引用; Googleファイナンス

VYMは2006年の株価50ドルから110ドルになり、2倍以上になりました。

その一方、VTIは67.58ドルから現在の株価は240ドルと3倍以上になっています。

値上がりのキャピタルゲインを狙うなら、より分散がきいて、良いパフォーマンスが出ている、VTIを購入したほうがいいと思います。

【高配当ETFのVYMをオススメしない3つの理由】デメリット解説まとめ

VYMは他の高配当ETFのSPYD、HDVに比べて構成銘柄の分散が効き、値上がり率が高いです。

しかし、その中途ハンパさのためデメリットも大きい。

そのデメリットは

  • VYMの配当金利回りは3%を切っていて、高配当水準に達していない
  • 銘柄数が多すぎて、高配当かインデックス投資かのどっちつかずになっている。
  • 株の値上がりを期待するならVTIなどの他のETFの方がいい

VYMはとても良いETFだと思います。

しかし、高配当投資なら、HDVやSPYDの方がより高い配当金を受けとることができます。

そして、値上がりに関して言えばVTIの方が高いパフォーマンスを出しています。

配当金も高くなく、値上がり率も他のETFに負けているところが、VYMをあまりオススメしない理由です。

他のSPYDやHDVの高配当ETFについては、こちらで書いていますので、気になった方はぜひ読んでみてください。

Fireへの第一歩?SPYDの配当金はいくら?

高配当ETFのHDVとは年間の配当金はいくら?

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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

なすにんです。
猫と同居のアラフォー。
ボディケア、投資、買ったものなど、日々の生活を少し豊かにする情報を発信しています

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